中古バイクを、より高額で売るためには、改造されていないこと、つまり純正パーツがそろっていることが必要である。純正パーツがそろったうえで、さらに改造用のパーツをつけると、買う側にとってはお得感が出る。
また、キズ、へこみなどが少ないことも重要な要素である。小さなキズ、へこみなどは、できるだけ事前に修理しておくことが望ましい。ただし、大きなキズ、へこみ等は、自分で修理をすると、かえって目立ってしまうこともあるので、そのまま持ち込むかどうかの判断が必要である。
高く売るには、日ごろからのメンテナンス、手入れが重要であり、査定前には洗車をするなどの気配りも必須である。
バイクの価格は、季節によっても変動するという特徴があるため、そういった点も含めて相談できる買取業者を見つけることが大切である。
バイク売買において、さまざまなトラブルがあるが、なかでも個人間売買によるトラブルが増えている。理由としては、インターネットの普及や、オークションサイトの増加などにより、誰でも気軽に個人間売買を行なえるようになった点があげられる。
特に、インターネットオークションの場合、店頭よりも安く買えるのではないか、店頭よりも高く売れるのではないかといった期待感があり、その点もトラブルに拍車をかけている。
トラブルで多いのは、実際にバイクや備品を見てから落札するのではないため、思っていた以上にバイクの状態が悪かったり、キズが多かったりといったトラブルである。また、名義変更や税金等、手続き的なトラブルも発生している。
個人間売買をする際は、お互い、事前に納得のいくコミュニケーションが必要であり、トラブルを避けるためには、個人間売買そのものを避ける方法もひとつである。
新車バイクの販売台数は、1980年代をピークに下降傾向にある。1980年代の中ごろからのバイクブームに火をつけたのは、ヤマハ、ホンダといったバイクメーカーである。YH戦争と呼ばれ、多種多様な機種のバイク、特に原付バイクがたくさん市場に出回った時期である。二輪車ブームは、バブル景気、及びモータースポーツの人気にも後押しされた。
バイクの市場規模は、新車のバイクの販売台数に大きく左右される。バイクの海外への販売は好調であるが、国内では、バイクユーザーの高齢化、軽自動車の人気による女性離れなどもあり、新車の販売台数は減少傾向にある。道路交通法改正後は、自動車同様、二輪車の駐車場不足にも直面している。新車バイクが苦戦するなか、1990年代後半からは、国産車、輸入車ともに、中古バイクの流通が増えている。