【購入時のチェック-車両編-】

1.購入時の注意点

中古バイクの基礎知識として、ここでは、中古バイク購入時の注意点について紹介しよう。
基本的に、中古バイクには当たりはずれがある。購入したあとで修理代など、思わぬ費用がかからないように、購入時にしっかりとチェックをしよう。
中古バイクは、同じ車種や年式でも、走行距離や所有者の取り扱い方、整備や保管状態などにより、程度に大きな差があるので、購入する前には現物のバイク(現車)を確認することが大切である。
個人売買の場合は保証がないこともあるので、とくに現車の確認が重要となる。
バイクショップで購入する場合は、通常一定期間の保証がついているので、保障期間内であれば、無償で修理交換してもらえる。
現車の確認では、バイクの転倒歴の有無についても確認し、転倒によるダメージがあるバイクの購入は、避けたほうがよい。

2.チェックポイント(全体を見る)

中古バイクの基礎知識として、ここでは、中古バイク選びのチェックポイントについて紹介しよう。
中古の魅力としては、新車よりも車種の豊富な点がある。すでに製造を中止しているバイクなどを購入したい場合は、中古以外に手に入れる方法はない。そんな魅力のある中古バイク選びでは、まず全体を見ることが大切である。
その際のチェックポイントとしては、以下のような点がある

●少し離れた位置から、バイク全体を確認する
中古バイクには、細かなキズはつきものである。確認する場合は、前後、左右、横とさまざまな方向から眺めてみる。その際、外装やライトなどが歪んでいないかなど、外観から修復歴を確認してみよう。
はじめて購入する場合、車体の状況判断は、とても難しいので、不安な点は、ショップのスタッフに確認するとよい。

●バイクショップへは昼間に行く
バイクは昼間に見に行くことが大切である。なぜなら、ほかの部分との塗装の違いや、傷やへこみなどがわかりにくいからである。足回りなども、同様にチェックがしにくいためである。

●バイクに詳しい人に同伴してもらう
バイクショップへ実際のバイクを見に行く際は、バイクに詳しい人に同伴してもらうとよい。チェックポイントを見落しにくくなり、参考意見を聞いて、冷静な判断ができるからである。

3.チェックポイント(車両の状態の確認点)

中古バイクの基礎知識として、ここでは、中古バイク選びのチェックポイントのうち、車両の状態の確認点について紹介しよう。
中古バイクは、前の所有者がどんな乗り方、手入れをしていたかによって大きく状態が変わるため、購入する際は以下のような点をよく確認しよう。

●ハンドル回りの確認
ハンドルの高さに違いがないか、ハンドルを切ったとき、左右で違いや引っかかりはないかなども確認するとよい。事故車の場合、ハンドルストッパーに塗装割れなどのキズがついていることが多い。

●キズやサビの確認
ハンドルやレバー、ウィンカー、マフラーの先端などにキズがないかを確認する。この点にキズがあるものは、転倒歴があると考えられるためだ。
他に、ラジエーターやオイルクーラーの前面、エンジン下部、ホイールのキズなども要確認ポイントである。
また、フュエールタンク(ガソリンタンク)内にサビがないか、キャップをあけて確認するとよい。フュエールタンク内にサビがあると、サビがキャブレター内に入り、エンジン不調の原因となることがある。

●オイルにじみ、オイルもれのチェック
ラジエーター、オイルクーラーにオイルにじみがないか確認する。エンジンとつながっているホースなどにも液もれがないかをチェックしよう。
サスペンションのオイルもれなどもチェックするとよい。サスペンションは構造上、内部にオイルが封入されているが、損傷などにより、外部にオイルがもれてくる。リアサスペンションなどでは、修理ができず部品交換になる車種もあるためチェックするとよい。

●消耗品の確認
ゴムや樹脂製でできた部品は摩耗したり、長期間経つと劣化するため、購入の際は、現状のままなのか交換してもらえるのかなど確認しよう。
タイヤ溝の深さ、ブレーキパッドの摩耗具合、その他の消耗品として、バッテリーやチェーンの交換時期も確認しておくとよい。

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